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介護人メイルの、悔悟、改悟、開悟、戒護。
 
 
 
 
 
 

介護を超えて、悔悟のままに、「ウディ・アレン」のごとく!

 
メイル・GIVEソン、これまた予期せぬカタチで、介護しなければならない最後の相手を失った。
本気で考えていれば、誰もが容易に予測できることなのに、これが人間の業なのか…。
自分勝手にエゴむき出しに、被介護者が急逝することなどあって欲しくないと、予期せぬ振りし誤魔化していたら、案の定、思いがけなく介護が始まった時と同じに、それはやってきた。
まさに、天網恢々疎にして漏らさず。
いくら運命を信じないメイルでも、さすがに何か得体のしれない力が加わっている気がして、滅入っている。メイルの真骨頂発揮である。
どうやっても、介護は悔悟を生むものらしい。
そう言えば、今年になって、むやみやたらと、介護疲れの放火無理心中の何と多いことか…。正直、決して他人事には思えなかった。
高齢化社会の現実を無視した介護システムの矛盾は、突然、鉄砲水や土石流になって家屋を流失させる…。
その何か得体のしれない力に、自画自賛や自己陶酔だけで、正面から戦いを挑むことが、いかに無謀で不遜なのか、イヤというほど思い知るのも当然かも…。
かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂、吉田松陰の気持ちがよくわかる。
ともあれ、結果として、メイル自身、明日にでも被介護者として介護問題と関わってゆくしかない気がする。
心臓内科、消化器系外科、呼吸器外科、口腔外科、眼科、だいぶ予想より早くなるかも…。
そこで、意識しようがしまいが、出会いたくないのに出会うこの問題を、自分なりに追求しようと、メイルは、このブログを継続してゆくつもりである。

個人的には、「スコルピオンの恋まじない」のウディ・アレンのように生きられたらと夢見ている。
この映画は、うらぶれた勤続20年の保険調査員が、強行に社内改革を推進する社長に、結婚をエサに弄ばれている女と、「ジェイド・スコーピオン(まやかし?)」の愛の魔法によって、お互いが心を開き、真実の愛に目覚めるというラブ・コメディー。
ヒドイ女房に逃げられ、子どものいない孤独な初老男ウディ・アレン、旦那と一緒に逃げた女の名を寝惚けて呼び、愛人にされている社長には「結婚が前提でもなきゃ誰が貴方と寝る」と豪語する知的女ヘレン・ハート、笑うっきゃない子ども同士のような恋愛展開が、なぜかとても新鮮。
メイルは、デカパイ速記係やお尻をコーヒーブレークなしに振り続ける部下に、いつも気さくに声をかけるウディ・アレンのライフスタイルに憧れた。
「ランチをちょっと買ってきてくれ。チェリ−チーズケーキ、プルーンデニシュ、チョコバー、チョコレーズンを」
と、食べたいものを平気で頼めることに苦笑いした。
そして、アナログ人間のウディ・アレンを否定するかのように合理化を進める上司の女と、
「オランウータンより礼儀知らずのダメ男」
「口笛で車を止めるようなイヤな女」
という口ゲンカ。
やがて、同僚の誕生パーティーで、「ジェード・スコーピオン(サソリのヒスイ)」という催眠術マジックに、一緒にかかる。
すると、
「我慢のできない女」
「誇大妄想で女性恐怖症のバカボン」
と言いあいながら、その不思議な魔法の愛の力で、素直になり、
「初めて逢ったその時から恋に落ちていた」
と告白し、
「Make love to me here(ここでして)」
とまでいった瞬間、もう十分とその魔法を解かれてしまう(?)。
その帰りにカフェで、部下の若い女から、
「I hope someone talks to me like that someday(いつかあんな風にステキな愛の告白をされてみたい」
と言われ、
「一緒に帰って猫にエサでもやらない?」
「風邪ぎみなのでお茶を飲んで寝る」
「胸に薬塗ってマッサージしてやるよ」
「婚約指輪をくれる」
と口説くシーンに微笑んだ。
それから、どたばたの事件が起きるのだが、メイルの関心はそんなところになかった。
そして、宝石泥棒にあった被害者豪邸を調査中、そこのセクシーな金持令嬢と出逢い、意味深なチャットをする。
「うらぶれた調査員は探偵ゴッコ。私は気まぐれな人生」
「君はあのゴシップだらけのセレブ?」
「よく知ってるはね。太ももの苺マーク見る?」
「探偵ほどロマンチックじゃなくても、僕には、味がジワジワ出てくる魅力がある」
「じゃあ、口先だけでなく、証明してよ」
「人がいるから…」
「貴方はあの凄腕調査員?」
「狙った獲物は逃がさない」
「私もよ」
「いつも魅力的でいい体の男しか選ばないけど、貴方になぜか興味がわくわ…」
このやり取りに、メイルは勝手に希望を持っていた。
そして、このセレブの気まぐれ女はウディ・アレンのネズミの巣のような部屋を尋ねてくる。
そのコートの下は真っ裸。
それを見て、
「愛の行為の最中に死んでも、ボクの遺体は微笑んでいるだろう」
といった途端に、催眠の電話が入る。
ベッドに横たわり待っていた女に、
「悪いけど帰って!」
「何を言ってるの。気が狂ってるの?」
「せっかくだけど…」
「生れて初めて男のベッドから追い出されるなんて…」
「近くに来たらまた寄って」
「マンマミーヤ!(オー・マイ・ゴッド)」
と帰してしまったウディ・アレンに共感した。
そんな感じで、肝心な恋の本物の相手とのやり取りは小児的で、あまり印象がない。
ウディ・アレンが、その頑なな相手の女に、
「君は心でなく頭で考えるからダメなんだ。心は血、頭は脳細胞。血は体中を回って視野が広くなるけど、脳細胞はそこでじっとしているだけ」
と言ったことには、感動した。まさに言い得て妙だと思った。
そして、クライマックスに、ウディ・アレンがついに女に告白する。
「僕は近眼のドチビ。頭の抜け毛もヒドイ。でも、君を捨てたりしない」
「そんなことないわ。貴方は私の出会った男の中で、最高にステキで、ハンサムで、ブリリアントで、セクシーよ」

被介護を前にメイルは、生きている限り、周りの女性とそんな風に接し、女性からそんな風に言われるように、精一杯気を遣ってゆこうと考えている。
特に、介護士の人たちとはいい関係を作ろう。
機知と洒落で好かれよう。スケベ親父にならないようにしよう。
この映画のウディ・アレンが、今、メイルの目標である。
そう、いくらダニでも、正直なダニであり続けようと考えている。

こんな感じで、メイル独自の映画観で、介護を追求してゆくので、乞うご期待!

スコルピオンの恋まじないスコルピオンの恋まじない
(2006/07/19)
ウディ・アレン

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プロフィール
 

介護人 メイル・GIVEソン

Author:介護人 メイル・GIVEソン

介護なんて、「する側」も「される側」も現実であってほしくないと毎日願って過ごしている。
ある日突然、前ぶれもなく目の前にそれが現れた…。

東仙坊の、介護用ハンドルネーム「メイル・GIVEソン」が、好きな映画と対照して、お届けする介護ブログ。
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