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介護人メイルの、悔悟、改悟、開悟、戒護。
 
 
 
 
 
 

介護を超えて、悔悟のままに、どうしても「ジャック・ニコルソン」のごとく-3

 
メイルの葛藤は、止まることを知らない。
お世話になっている老婦人が、元通りの丈夫な体になるのは難しいと思うからである。
メイルは「ボクの母親みたいな介護度5じゃないんだから、いいじゃないですか…これだけ、自由にみんなと話しができるんだから…」とよっぽど言ってしまいたいのだが、それは不可能。
どんな人間でも、自分だけは年老いても自分のままであり続けたいと願うの当然なことかも…。
どうあれ、メイルは、映画「The witches of Eastwick(イーストウイックの魔女たち)」のジャック・ニコルソンと違って、「A little troble at home(ちょっとした家でのイザコザ)」、「 A little domestic problem(内輪もめ)」、「Just a little female problem(女性問題)」と言えないことが歯痒い。
どう考えても、メイルは老婦人の家族外。
いくらお世話になってる感謝を世話で返したくても、所詮、ムリ。
早く目標の恋愛小説家になって、物理的に恩返しするのが正解か…。
それにしても、「witch」が「bitch」とは、やはり笑える。
とにかく、この映画は、「Something is inside a woman.Something is crawling inside a woman.Only a woman can feel it.Something evil(女の中にある何か。女の中で這い回る何か。女だけが感じるそれ、悪魔のような何か)」、つまり、女の本質的情念の不気味さ、不可解さを見事に表現している。
そんな中で、やはり、卓越した男女のやり取りを見せるのが、ブービー人形作りの芸術家であり、未亡人のシェールとジャック・ニコルソン。
初めて出遭ったときからのレベルの高いシニカルな会話。
シェールの作っている小さな指と足首と隆起した外陰部がスウィートなブービー人形をすでに買っていたジャック・ニコルソンが、自分のサイズに合ったサイズで機能するなら気にしない」と答えていたシェールを、のっけから皮肉る絶妙さ。
思わず「They're just little(チッチャイ)」と女彫刻家と呼ばれたシェールが正直に言うと、ジャック・ニコルソンは、「Little but potent(小さくても役に立つ).Full of juice(ジュースがいっぱい).Potent,you can feel it when you pick them up(役に立てばキミも手にしただけで感じられる).The scale is wrong(でも小さすぎる). Get bigger(もっと大きいものにしたら??).Let yourself go(自身を行かせるくらい??). Get some size into it(それにもっと違うサイズを入れろ??)」と婉曲的にシェールの本音に迫り始める。
そして、ジャック・ニコルソンの城でのランチで、従者の若い異国の肌の黒い男にかこつけて、それをつつき出す。
「Women love him. They're crazy about him.He has a schlong.Huge.Well, there you are. Scale again.SizeI don't know,maybe it's a masculine thing.They say women don't care.Sort of in the middle myself.How about you(女たちは彼を愛し夢中。彼のナニが大きいから。あら、またサイズの話になっちゃう。男の世界でかもしれないけど、女はサイズのことなど気にしてないと言ってるけど、ボクはキミのようにミドル級。キミはどう思う)?」
さらに、ジャック・ニコルソンは自分の意見はファッショナブルじゃないけどと断ったうえで、「You see, women are in touch with different things.I know what I see.I see men running around,putting their dicks into everything, trying to make something happen.But it's women who are the source,the only power.Nature. Birth.Rebirth.Cliche,Cliche(stereotype:ステレオタイプ). Sure. But true(わかるだろ、女というものは違和感があるものに理解を示す。ボクは自分で見たことはよくわかる。男というヤツはキョロキョロし歩きまくって、何かが起きるかもしれないと期待して何にでも自分のナニを突っ込みたがるもの。けれども、女は違う。女はすべての原動力でたった一つのパワーだ。自然、誕生、再誕生、確かに当たり前のことだけど、真実)」とシェールに追い打ちをかける。
それから、シェールが正直な女だから、自分も正直にするしかないと、「I love women.I admire them.But if you want me to treat you like a dump twit,I will(ボクは女が好き。女を称賛する。しかし、キミがゴミやアザケリのように扱わせたいのなら、ボクはそうする)」と言ってから、「You have brains.More than brains. But you don't know it. Most women don't(キミには頭脳がある。それ以上に魅力的だ。でもキミ自身は気づいていない。ほとんどの女どもと同じに…)」と続け、シェールが「Are you married(結婚してるの)?」と聞いたところで、メイルそのものになる。
「Good question(いい質問だ)! you see? Brains(キミは知的だ).The answer is no(答えはノーだ).I don't believe in it(結婚なんか信じていない).Good for the man,Lousy for the woman(結婚は男にトクで、女には地獄だ).She dies.She suffocates.I've seen it(結婚した女はその時点で死に、息を詰まらせる。ボクはそれを見てきた).Then the husband runs around and complains to everyone that he's fucking a dead person.And he's the one who killed her(そのとき、男は相変わらずキョロキョロして歩きそこら中で死んだ女と寝ているようなもんだと文句を言い、そして、女を殺した一人になる)」というセンテンスは、メイル自身が作ったと感じたほど…。
「When a woman unloads a husband or a hasband unloads a woman, however it happens death,desertion, divorce,the three Ds. When that happens, a woman blooms. She blossoms.Like flowers.Like fruit.She is ripe.That's the woman for me(女が男を取り除いたとき、あるいは男が女を取り除いたとき、死別、別居、離別、その三大『別』が起こるけど、それを経て女は花開き、満開に咲き誇る、花たちのように、果実のように。そして、人間として成熟し、ボク好みの女になる)」…。
このジャック・ニコルソンの言葉は、まさに真実とメイルも感じている。
どうあれ、シェールは、ジャック・ニコルソンの館に入って、自分の中にいる正直な女になるだけ。
どちらにしても、館を案内するジャック・ニコルソンが、シェールに伝える「ball room(舞踏会場)」という「interesting word(興味深い言葉)」には、メイルは完全に屈服させられた。
確かに、「タマタマの会場が、舞踏会場」とはオカシ過ぎる。
そこで、メイルは大好きな「ball game」を観て、独りで苦笑いして、元気になっている。
オカシイと思わないか?「タマタマ試合」とは?
さて、ジャック・ニコルソンがそのシェールを最後に落とすセリフも実にトレメンダス。
「You've done the wife bit,the motherhood bit…Where are you now?(キミは妻として母親として最高のパフォーマンスをした。今、それでいいのか?)」
「Exactly where I want to be and I'm doing fine(ワタシは思い通りに生きているし、いいことをしているわ)」
「Pretending to be somebody else, to be half what you are.How long can you last like that?(他人になりすまし、半分は本当の自分のフリをする。そんなことがいつまで続くのか?)」
「The world keeps growing,and you feed it.But it doesn't feed you,does it? It washes through you, down the drain,wasted.A woman is a hole,isn't that what they say? All the futility of the world pouring into her before you snap? How much can you take?(世界は成長し続け、キミも大なり小なりそれに貢献している。でも、世界はキミのことなどに目もくれないのでは? 世界はキミを通して洗い、下に流し、ムダにする。女は単なる穴で、男どもはそれをどう呼んでいると思うのか? 世界の無益なもののすべては、そんな女の穴に注ぎ込まれている、キミがプッツンする前に。キミはどのくらい持ちこたえられるのか?)」
「………」
「Lying on your bed,looking at the ceiling, waiting for something to happen.And knowing all the time you were meant for somehing better. Feeling it. Wanting it.Use me.Make it happen.Don't wait.Time is the killer.Do it(ベッドに横たわり、天井を見て、何かが起きるのを待っている。そして、すべての時間を本気で何かがよくなると使ってしまっていることをわかっている。何かを感じている。何かを欲しがっている。利用しろ。何かを起こせ。待つな。今、やれ).」
メイルは、ジャック・ニコルソンのように言葉で言わないが、女性にそんな気持ちにさせるところがあるのかもしれない。
そのせいか、メイルは女性にたびたび利用されてしまってきたのだが…。
どうあれ、スーザン・サランドン、ミシェル・ファイファー、シェールの3人の女性の中で、ジャック・ニコルソンが初めに目をつけたのが、シェールだという意味だけは、メイルにはよくわかる。

To be continued…








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介護人 メイル・GIVEソン

Author:介護人 メイル・GIVEソン

介護なんて、「する側」も「される側」も現実であってほしくないと毎日願って過ごしている。
ある日突然、前ぶれもなく目の前にそれが現れた…。

東仙坊の、介護用ハンドルネーム「メイル・GIVEソン」が、好きな映画と対照して、お届けする介護ブログ。
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